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☆エピソード」NO.2☆ 「2003年5月13日おねえちゃん初手術の巻」 |
2003年5月12日(月) 2003年5月10日(土)その日私は、先月あったオフ会ビデオ編集&ダビングのため、ペンギンパパ事務所で缶詰作業をしていました。 でも、この日は、おねえちゃんを病院へ連れて行くと決めていた日 (狂犬病注射・フィラリア予防薬&目薬をを購入・尿路結石の再発がないかの尿検査のため)でした。 病院の開いている時間には終わりそうもなく、その日久しぶりに休みが取れたペンギンパパ&SORAちゃん&おねえちゃんで病院へ行ってもらうことにしました。 ふと携帯電話を見てみると5回もの着信が! マナーモードにしていることが多く、全然気が付きませんでした。 6回目の電話でようやく気付き、電話に出ると、ペンギンパパが 「なんで電話でないの! おねえちゃんが手術しなきゃいけないんだって。なるべく早くしたほうがいいんだって」とのこと。 一瞬????? の後、 「何!どういうこと!とにかく先生とかわって!!」 スグに先生とかわってもらいました。 先生いわく「前十字靱帯が切れていて、なるべく早く手術した方がいいです。」との事。 ※1ヶ月ほど前、おねえちゃんが突然左後足をビッコ引いて歩くようになりました。 数日後、病院へ行き、診察。その時点では、触診異常なし (靱帯の場合、患者が緊張状態だと病状が判明できないこともあるそうです)。 それから、骨に異常がないかレントゲンを3枚撮影。 結果、「指の先にヒビかも??」との疑い程度。 安静にして様子を見てください。との事でした。 その後の経過は、起きあがるときちょっと痛そうな感じもするけれど、 かろやかステップで、だんだん良くなっているように見えました。 ところが、この日「前十字靱帯断裂」が判明。 この日までの間、SORAちゃんが熱をだしたりで、予定していた日に病院にいけなかったりしました。 おねえちゃんに本当に申し訳なかったと、後悔先に立たずとわかりつつも自分を責めたり・・・ 「手術」の言葉で、頭がパニック!!! 手術→気道の細いブルドッグは麻酔のリスクが高い→もしも最悪の結果になったら??? 実際、 麻酔から覚めずにそのまま深い眠りについたブルちゃんを知っているだけに、かなり動揺。 以下、先生との電話でのやりとり。 ジュンちゃま(J)「手術をしない場合はどうなりますか?」 先生(S)「いずれ半月板を損傷し、左後足が痛みで完全に上がった状態になります。 そうなると、後片足で歩くようになり、残った片足にも負担が掛かり、後ろ足が両足とも使えなくなります。」 (J)「やれば(手術)治るんですか?」 (S)「治ります。」 (J)「難しい手術なんですか?」 (S)「そうですね。難しい手術です。やらない(この手術を)病院もあります。 手術時間は2〜3時間程度です。入院は1週間位。」 (J)「やるしかないってことですよね。」 (S)「そうですね。なるべく早いほうがいいです。」 (J)「最短でいつ出来ますか?」 (S)「火曜日13日です。」 (J)「少し時間(考える)を下さい。」一旦、電話切る。 「落ち着け 落ち着け」と自分に言い聞かせ、考えました。 おねえちゃんは今5歳、ひとくくり10年位と言われているブル寿命、まだ5年有り。 麻酔のリスクを考え手術を選ばなかった場合、例え痛みを取る治療をしたとしても、 いずれ両足が不自由になる生活は確実。 もし、今10歳だったとしたら、手術のリスクを考慮し、 手術しないかもしれないとも思う。。。 でも、今は5歳なんだよ!やれば治る!!!でも、成功するかどうかは・・・ 出来ることなら治してあげたい。でも、今、おねえちゃんを失いたくない・・・ 複雑な思い・・・ ネットで「前十字靱帯」に関して調べたり、考えたあげく、 「やる!」と決めました。手術の成功を信じて!先生を信じて!! 2003年5月13日、おねえちゃんの手術をして頂くことに、決定しました。 たとえ、万が一の結果になったとしても後悔しません。 「手術することがおねえちゃんにとっての最善の策である」と思ったし、 先生を信頼して任せると決めたからです。 「どうか、明日の手術が無事成功しますように!!!!!」今、心から祈っています。 |
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5月11日ふらりと立ち寄った本屋で目にとまり、買いました。 生きるって、喜怒哀楽・・・ 今は、正直、つらい もの凄くつらいよ |
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近所のマブダチ「イハラッチ」が、「偶然四つ葉のクローバーを見つけた」 おねえちゃんの明日の手術成功の御守りにと届けてくれました。 ありがとう!御利益きっとある!と信じます。 |
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妹SORAちゃんが、 「おねえちゃんのビョーキが治って早く帰って来ますように!!」 と祈りを込めて描いた絵手紙です。 家族全員集合!1週間後この絵の通りに成りますように・・・ |
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今日5月12日のおねえちゃんです。 元気も食欲もいっぱいです。 |
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おねえちゃんが幼少の頃から愛用しているクッション。 それから、お口拭き。明日、病院へ持っていきます。 |
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目が覚めたらいよいよおねえちゃんの手術・・・ 入院中に病院のスタッフの方へ、 おねえちゃんに関するお願い事を書き出しました。 |
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妹SORAちゃんが心配そうにおねえちゃんに抱きついていました。 |
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病院へ向かう車中で。 大好きな車に乗ってゴキゲンのおねえちゃん。 これから手術するとも知らずに・・・ |
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おねえちゃんのかかりつけ、「ブライト動物病院」へ到着。 |
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全てをお任せした小川院長と手術成功の願いを込めて! |
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おねえちゃんの手術の時間はPM12時〜PM4時の間との事でした。 4時には麻酔から覚める予定とのことだったのですが、 待ちきれず3時半に病院へ。 「午前中遅く来た患者さんがいて、今まだ手術中なんです。」とのこと。 先生に、状況を聞いてもらったところ順調に進んでいて、 あと1時間くらいで麻酔からも覚める予定との事でした。 病院でジッと待っているのは辛すぎるので、 ふらふら歩きまわりました。 そして、近くの祐天寺に初めて足を踏み入れました。 祐天寺でおねえちゃんの無事を祈願。 |
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祐天寺で見かけた子守り地蔵尊。 「どうかあたしのコドモ(おねえちゃん)を守ってぇ〜!!」 って心境でした。 |
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手術は無事成功! おねえちゃんは麻酔から覚めた直後でした。 「ああ〜 ヨカッタ〜!!!」 と手術室にいるおねえちゃんに会いに行きました。 |
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麻酔から覚めたばかりのおねえちゃんは、 ハァハァ ガハガハ ブルブルと激しい息使いと震えで呼吸が落ち着かず、 術後の激しい痛みのため、「ンガァガァガァガァ〜〜〜〜!!!!」 と凄まじい悲鳴をあげて暴れていました。 余談ですが、2000年2月ペンギンパパが、気胸で手術しました。 ペンギンパパ術後、真っ赤な顔して「ウゥー ウゥー」と苦しそうに呻いていました。 おねえちゃんの壮絶な姿に、ペンギンパパの術後の姿をふと思い出しました。 「おねえちゃ〜ん」と一瞬泣き崩れましたが、 泣いている場合じゃない!と自分に言い聞かせ必死に暴れるおねえちゃんを抑えました。 (暴れまくって骨を折る危険性があったからです。) そして呼吸&症状が落ち着くまで、手術室でしばらくおねえちゃんに付き添いました。 1時間半くらいだったかな〜・・・ |
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だいぶ落ち着いたのを見届けてこの日は病院を後にしました。 |
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